こんにちは！

今回ご紹介するのは、化粧品を中心に手しごとのものづくりに取り組まれている「アトリエキク」さんです。

アトリエキクさんの工房があるのは高鷲町切立（きったて）地区。

主要通りから外れた、木々に囲われた美しい風景が広がる小さな山間集落です。

元々は、2009年に代表の上田さんのお母様が手づくりされた和裁雑貨を扱う店舗として創業されました。

お母様の名前が「キクコ」さんであることが由来となって命名されたそうです。

その後、2011年から上田さんの同級生3人で化粧品製造を創業されました。

最初は上田さんが元々趣味で作っていた石鹸づくりから始めたそうです。

ちょうどその頃、郡上市白鳥町の造り酒屋である原酒造さんが日本でも珍しい花酵母のみで日本酒をつくっていたことを知り、原酒造さんの日本酒「元文」とコラボレーションして商品開発に取り組みました。

その結果誕生したのが「snowy（スノーウィー）」という花酵母日本酒を使用したラインナップです。

しっとりとした肌を包んでくれる質感と、ほのかな日本酒の香りがとても特徴的。

化粧水や保湿液を展開しており、市内に限らず、全国から問い合わせのある不動の人気商品です。

他にも、国内産のはちみつやハーブを用いた「cecca（セッカ）」というラインナップも展開しており、肌目的に合わせた商品を多数販売しています。

少しでも気になった方は、ぜひオンラインショップを覗いてみてくださいね！

「この土地と先人が作り上げた暮らしに感謝しながら続けるものづくり生活。そして暮らしの中により安心なものをとり入れること。」を目標に掲げているアトリエキクさん。

和裁小物、化粧品の他に夏秋には高鷲地域の高原野菜やお米の販売も行っているそうです。

長良川の最上流、高鷲の天然水と地域の女性の手しごとによって丁寧につくられた品々は、たしかに日々の暮らしに彩りを与えてくれることでしょう。

ぜひ一品お手元に置いてみてはいかがでしょうか？